館山若潮マラソン。
4時間47分40秒、ネット4時間41分14秒
目標にしていた「歩かず完走」もできず。業界用語で撃沈と言うのか。
タイムも目標にしていなかったとは言え、昨年5月の初フルマラソンと変わらない。
残念。
朝8時過ぎに館山駅着。
シャトルバス乗車待ちの列に並んで約10分。
会場に行くのかと思いきや、近くのイオンタウンの駐車場で降り、そこから歩いて5分。一先ず受付に行く。なぜか50代男性の列だけが長く、結構待つ。
受け取ったゼッケンをTシャツに付けて着替え、手荷物預けに行くとまた列が。
相当時間がかかって、先輩ランナーさんたちとの待ち合わせ時間を過ぎてしまった。慌てて行くとお二人がまだいらして挨拶させてもらいました。時間通りに来られた他の皆さんは既に離れていて、お会いできず。失礼しました。
目標タイム4〜4時間半のブロックに入って待機。
スタート後も今回はあわてない。流れに乗ってゆっくり自然体。
7分/kmくらいから入り、6分前後のペースで進む。なぜか前方に4時間45分のペーサーの人がいたが、抜く。
とにかく速くしない意識で脚を前に運ぶ。
途中海を見ながらいい気分で走る。
予定通り、給水とエイドは全部取る。
概ね順調だったが、山側に入って長い登りを走った29km手前で左膝の外側に痛み。「またか…」と思いながらも少しだけペースを落として走る。
直後のキツい登りはなんとか越えたが、その後の下りで膝の痛みが増す。なんとか走り続け、「次のエイドまで」。着いたら「もう一つ先のエイド」までの繰り返し。下り坂が相当堪える。
海沿いの道に帰ってきたことで少し明るくなる。
エイドにたどり着いて、1分ほど休んだ。ところがその後の再開時に左膝の痛みがかなり来た。相当ペースダウンしながらかろうじて走り続けたが、39km手前で止まってしまった。そこからは歩いて走っての繰り返し。
不本意だけれどゴールには辿り着かねばならない。
最期は左脚がまともに出ない状態でゴール。
スタートから最後まで心肺にはほとんど負荷無し。ゼーハー言うことも一度もなし。純粋に脚の問題だった。
記録証をもらい、着替えてトン汁を食べに行くと、無情にも品切れ。まあ、仕方がない。
参ったのは、まともに歩けないので館山駅行きシャトルバス乗り場まで行くのに難儀したこと。
館山駅には16:10に着き、エレベーターを使って16:17発の内房線千葉行きにかろうじて間に合った。
さて、この膝の外側の痛み、過去にも発症している。ハーフの距離まででは出ない。25kmを超えると右か左どちらかにほぼ100%出る。湿布を貼れば1〜2日で治るのだが(今回はもう少しかかるかもしれない)、これをなんとかせねばならない。
今回の結果を嘆くのはやめ、この原因を探りたい。
スマホでネット検索したところ、どうやら腸脛靭帯炎(別名ランナー膝)らしい。ランニング業界ではポピュラーな怪我なので、知らなかった自分の方が無知だった。
原因を見て行くと思い当たる節が。
普段走っていると、臀部の筋肉に少し痛みが出て、固くなることが多い。そのため、そこを伸ばすストレッチはやっているのだけれど、元々身体が固いせいなのか、なかなか抜けきれない。
これではないか?
固さの前に筋力が足りないのかもしれない。簡単なトレーニング方法があるようなので、痛みが治まったら試してみたい。
ポピュラーな怪我だけに情報は相応にある模様。自分なりに調べると共に、整骨院の先生にも訊いてみよう。