5時間26分27秒
ネット 5時間21分20秒
(GARMIN 5時間21分21秒、42.72km、結構早い時期に500m差が出ていた)
自己ワースト更新だが、スタート前から分かっていたので変な落ち込みは無し。コース上で「練習は裏切らない」と大書したプレートを掲げてくれていた人がいたけれど、思わず「その練習をしていないんだよね」と呟いてしまった。
朝起きると予報通りの雨。
まあ、嘆いても天気は変わらないので、100均レインコートをバッグ内の出しやすい場所に入れて、ホテル発。
電車を乗り継いで、西京極のたけびしスタジアムへ。
更衣室はハンナリーズアリーナ。
かなり混んでいたが、スタンド席に空きが見つかる。着替えといってもランニングウェアの上に着たパーカーとジーンズを脱ぐだけ。
さっさと終えて、しばし待機して荷物預けへ。
スタートとゴールの場所が異なるので、トラックに預けて輸送してもらうスタイル。トラック前の通路が一部狭く、大混雑になっていた。
まだスタートまでは時間がある。
屋根のある場所は雨除けでたくさんの人。
行き場がなくて困っていたが、スタジアム内の用具置き場前がうまい具合に雨が避けられるようになっており、そこへ(写真無し)
スタート30分前に整列するようにアナウンスがあり、渋々スタート位置へ。自分はEブロック。全くそこの走力はないのだが、過去のタイムで割り振られた。後ろに行こうかとも思ったが、遅いなりに少しでも早くゴールはしたいので、図々しくそのまま入っていった。
スタート前は雨がっぱの海
9時になり、カサカサ言わせながらスタート。
雨は降っているものの風はほとんどなく、気温もそこそこあったのが救い。
制限時間6時間ということもあり、スローペースで出発。6:30/kmくらい。少しでも持久力を残したい一心。
普通に抜かれていくが、自分の選択なので気にはならず。
前半は結構アップダウンがあり、京都は坂の多い街のようだ。
コース上の名所が近づくと、案内看板が現れる。前半は京都市北西部のなかなかに良い場所を通るため、写真も撮ってみた。
案内看板はこんな感じ。
雨の渡月橋(遠景)
広沢池
お坊さんが門の前に並び、応援してくれた。
ありがたい。
この辺まではまだ元気はあったのだが、なにせペースが遅いので、12kmの関門通過は制限時間まで20分しかなく、ちょっとやばいと思う。
そこから少しだけペースを上げてしまったのが命取り。尻の筋肉が硬くなったのがわかる。
さらに右足裏が擦れて痛くなる。走り方の問題なのだろうけれど、いつものことなのでワセリン塗ってやや厚手の靴下を履いていたが、下り坂でやってしまった。それをかばっていたら、右足薬指の甲側が靴擦れ。かなり痛い。
これで益々変な走りになっていたようで、元々の走力の無さと重なって、28km辺りでお終い。
途中の救護班の人に「絆創膏持ってませんか」と聞いたら、ありがたいことに2枚分けてくれた。一旦コースから出て裸足になってみると濡れてふやけていることもあってなかなかのヤバさ。それでも絆創膏でかなり痛みは抑えられた。10分ほどかかったが、その価値はあった。
これで行けるか、と思ったものの既に終わっている脚は戻らず。
鴨川河川敷のぬかるんだ未舗装コースに入った辺りから踏ん張り効かなくなって、歩きが入るように。
沿道の応援がたくさんある中、申し訳ないと思いながら進む。
ラスト1kmになっても動けない。
ヘロヘロになってゴール。
ちなみにエイドは全部寄った。
八百一商店さん提供のみかんと苺が非常に嬉しかった。
ゴール後は順路に沿って歩く。
たくさんもらった(アミノバリュー一本、カロリーメイト2本入り一箱、抹茶の焼き菓子1枚、フィニッシャータオル、完走メダル、京都の水1本、完走証。
徒歩移動がちょっとしんどいが、荷物受け取りに行って更衣室(非常に広い)へ。
脱いだウェアは雨水と汗でずっしり。
その後無料みそ汁コーナーに行くが、こんなに遅くゴールしたのにまだ長蛇の列。それだけ量を用意しているのは素晴らしいが、待てないので移動。祇園ささ木(予約の取れない高級割烹。毎日放送の本郷プロデューサー激賞の店)の出店があり、にしんそば700円をいただく。
美味しくて、暖かい。
嵯峨野の菓子屋さんの出店もあったので土産にわらび餅を買う。
100円のシャトルバスで地下鉄の烏丸御池駅まで行き、地下鉄で京都駅へ。
20分後ののぞみの席が取れたので、これにて帰宅。
駅で買った京都ビール。
ペールエールなのに辛口。
一本飲んだら、結構効いた。
以上