59歳の走行記録

51歳から始めたランニングの記録。現在54歳

ハーフマラソン17走目 2019/7/7

東和ロードレース

2時間9分1秒

(GARMIN 2時間8分ちょうど、20.99km)

 

朝、宿を出て郡山駅から東北本線で二本松へ向かう。20分ほどで到着。

駅前には会場送迎のマイクロバスが5台待機。待たずに済むのはとてもありがたい。

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バスに揺られて20分ほどで到着。数分歩いて会場へ。7時過ぎに入った。

土の広場というかグラウンドにテントがたくさん設営されている。しかし、雨で地面はかなりぬかるんでいて、歩くのも大変。

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小さな体育館があるのだが、既に満員。地元の小中学生や親子ランの種目もあるので、地域のイベントになっている模様。

雨宿りしつつも混雑する選手待機テントをなんどかウロウロしたが、残念ながらTOMSAIさんには会えず。

後で考えれば、雨除けてウインドをスタート前まで着ていたのだが、脱いではてブロTを見せれば気づいてもらえたかもしれない。反省。

 

そうこうしている内にスタート。

スタート地点への経路に給水所があり、水一杯と梅干し1個を頂く。

スタートは特に並び順も無く、着た順に前から詰めていく。真ん中辺りになった。

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スターターは初代山の神、今井正人さん。

スタートライン通過したところに2代目山の神の柏原竜二さんがいて、ハイタッチ。ちょっとテンション上がる。

 

スタート直後からいきなり上り。それも結構きつい。あっという間に息が上がってくる。自分が遅いのはわかっているのだが、速い人が多い気がした。バンバン抜かれていく。

 

そして「ここから地獄坂」の看板が見えて、更に斜度が上がる。下向いてヒイヒイ言いながら登っていると、「あっ、はてブロT」との声。ブタロウさんに声をかけてもらった。ハンドルネームからは想像つかないスリムでシュッとした方。

既に息の上がっている自分、名乗って、「遅いので先に行ってください」と言うのが精一杯。失礼しました。

 

なんとか登りきり、下って、出だしのひと山を越える。

トイレがあったので、小用。

 

ここからは折り返しまで緩い上り続きと思っていたのだが、実際来てみると自分の感覚ではしっかりした上り。

「やばいな。これ上って折り返してきて、さっきの山をもう一度越えるのか」などと思いながら6:20/kmくらいでノロノロ上っていると(ここでもバンバン抜かれる)、またもや声をかけてもらう。birdさんだった。こちらが余裕無くて周りが見えていないのに、こうして声をかけてもらえるのはありがたい。

今回も挨拶させてもらった後に、先に行ってもらう。

 

7km地点で先頭の外国人選手が下りてくる。速い。

そこから200〜300m後に2位集団が来る。その中に神野大地さん。3代目山の神の下りで飛ばす姿を見た。

 

この大会、エイドがとても多い。

ほぼ1km置きにあり、給水、スポンジに果物(スイカ、メロン、バナナ)ととても充実。しかし、胃にものを入れる気になれず、美味そうだなと思いながらもパスして進む。

 

息は落ち着いてきたものの、脚がだいぶ疲れ始めたところで速いはてブロランナーが下りてきた。ちょびさん。

あっという間に過ぎていったので声がけすらできず。速い。

 

そして、もう1人はてブロランナーがやってくる。今度はTOMSAIさん。なんとか声がけをすると気づいてくれて、応えてもらった。ありがとうございます。

 

10km地点あたりから斜度が上がり、2年前に走った富士吉田火祭りロードレース(ハーフ、標高1000mからスタートし、かなりキツいアップダウン)を思い出しているとブタロウさんが下りてきて、励ましの声をもらう。おかげ様で折り返し点までペース上がりました。

 

しかし、この折り返しまでの制限時間1時間15分て、コースからすると市民大会としては結構厳しい気がする。それがわかってエントリーしてきている人たちだから、速い人が多いのか?

 

さて、折り返すと下り。ほんとにホッとする。飛ばすと転びそうで怖いので、自体重に任せて走っていく。不本意ながら70kgに戻ってしまった身体は重力にひっぱられ(るような気がして)脱力でもそこそこスピードが出る。

膝腰やられないようにクッション厚い靴(GEL KAYANO)を履いた甲斐があり、衝撃も少ない。

 

やがて、上りがやってくる。

ヒイヒイは言わなかったが、ペースはガタッと落ちる。

止まりそうになりながら、なんとか上りきったところのエイドで、ここまで見送ってきたスイカを一切れ頂く。美味かった。雨で気温が上がらないせいか、かなりの量が残っていて、ちょっと勿体ないな、とも思った。

また、エイドにゴミ箱設置がないので、路面に捨てて、それを係りの人が拾い集める運営。ポンと投げ捨てるのがなんとなく気になって、係の人に手渡し。

 

地獄坂の上に戻って来ると、極楽坂の看板。笑ってしまったが、斜度がキツイのでかえって走りにくい。

そこから続く下り坂。早くゴールしたい気持ちが強くなり、売り切れの脚を懸命に動かして、わずかながらスピードアップ。

ゴールが見えたカーブ、なんとはてブロランナーの皆さんにハイタッチで迎えてもらう。

こんなに遅い、むさ苦しいおっさんを待っていてくれました。ほんとに感動しました。皆さんありがとうございます!

 

昨年の北海道マラソンを制限時間ギリギリでゴール、飛行機の出発時間が迫る中で挨拶だけでもと寄ったはてブロ青空宴会で「一杯くらい飲んできなよ」とサッポロクラシックを奢ってもらったあの時も感動したが、今回も思い出に残る出来事。

 

ゴール後、皆さんに改めて挨拶させてもらい、完走証をもらいにいく。大会デザインが入ったクリアファイルに入れてくれる、雨なのでありがたい。

 

手荷物を受け取って、着替えて、帰ろうかと思ったところで体育館に人が集まっていく。ちょっと覗いてみると、ホノルルマラソン、グアムマラソンが当たるジャンケン大会。思わず加わる。

壇上の山の神たちとジャンケンをして、勝ち抜くともらえる仕組み。

参加料が安いのに、豪華な商品。

負けてはしまったが、山の神たちを至近に見られて良かった。3人ともとても明るい。

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送迎パス乗り場に向かう途中で帰路につかれた君原健二さんがいらして、握手をお願いすると快く受けて頂けた。

お年を考えると考えられないくらい力強い握手。これは嬉しかった。

 

帰りのバスもほとんど待たずに乗れ、二本松駅に着くとすぐに電車が来た。ラッキー。

郡山駅で一旦改札を出て、昼食。

福島県の名物料理や郷土料理、お酒を出している「もりっしゅ」という店に入る。

郡山の有名店のエゴマ餃子を丸く焼いた円盤餃子。(ICHIZOさんの顔が浮かんだ)

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会津の郷土料理、こづゆ。

名前の通り小さい器だけれど、具沢山で美味しい。

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猪苗代の地ビール

スッキリしながら適度にコクがある。

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日本酒もたくさん置いてあったが、ヘロヘロになりそうなのでビール一杯まで。

 

値段はちょっと高めだったが、満足。

 

そして新幹線に乗って、ただいま帰宅途上。

 

今日は

はてブロランナーさんたちとの邂逅、

キツさもあって、達成感のあるコース、

山の神たちや君原健二さんを間近に見れた、

参加料からすると非常に満足度の高い大会運営

など、とても良い1日になった。

スケジュール的にはややきつかったものの、行ってよかった。

 

唯一の心残りはちょびさんに、長谷川朋加アナウンサーと出会えたかどうかを聞けなかったこと。