59歳の走行記録

51歳から始めたランニングの記録。現在54歳

フルマラソン 10走目

北海道マラソン 

5時間4分49秒

ネット 5時間1分41秒

(GARMINでは42.74km、5時間1分46秒)

 

自己ワースト大幅更新の大撃沈。

直近3ヶ月、月平均50km走っていないような人間がいきなり42.195kmは走れませんよ、ということか。

走る時間を作るためのタイムマネジメント、ずっと思っているのだがもっと具体的に考えないと。

 

今朝の札幌は雨は降らずに曇り空。それがじわじわ晴れてきて、暑くなりそうな雰囲気。

そんな中、大通公園はてブロランナーさんたちと集合。ゲストも来て、なかなかに楽しい時間。

恒例のシューズ円陣。

f:id:smc-kota:20180826160056j:image

さらにウオッチ円陣

f:id:smc-kota:20180826160117j:image

こんな大勢の円陣は初めて。

そのあとは各自自身の荷物置き場に預けにいき、スタンバイ。教わった地下街のトイレで用を済ませ、そのまま地下街のベンチで待機。日が当たらないのがいい。

 

スタートポイントに行くと既に多くの人。真ん中より後ろ目の場所に入る。

f:id:smc-kota:20180826160614j:image

スタートゲートを通る時に尾崎好美渋井陽子とハイタッチできたのはラッキーだった。

 

今日はペースを上げようとか言える状態ではないのて、6分/kmペースで進む。

Dブロックスタートだったが3km辺りでもうEブロックゼッケンに抜かれる。

5km辺りでは救護隊と待機中の救急車を発見。ここで「いまリタイアしたら新千歳空港でゆっくり風呂に入っても余裕の時間で帰れるな」なんて考えが浮かぶ。今にして思えば、こんな発想が出る段階で、今日はダメ。

 

そして6km辺りではDE混ざった様相になり、Fゼッケンもいるようになる。

ここでようやく抜かれることが全く気にならなくなる。

 

その後もイーブンペースで進む。

新川通りに入り、徐々に脚が重くなってくる。重くなるのが早い。復路を実業団のトップランナーたちが走ってくるのを見れたのは楽しかった。

 

しかし、新川通りの折り返しを過ぎてしばらく進んだところでもう攣りそうに。

まずいなあ、と思いながら少しペースダウンしていくも、30kmでピキッときた。已む無く収まるまで歩いて、再度走る。以降、これの繰り返し。まだ12kmあるのに。

ここからは関門との競争になってくる。

なんとか辿り着いた40km関門は残り3分。

ここを越えれば後はゆっくり行ってもゴールさせてくれるだろう、などと安心しながらヒィヒィ進んでいると沿道のおじさんから「制限時間あるよ〜、がんばれ」の声。

えっ、そうだっけ、と思って、もう両脚攣ってるけど少しでもペースを上げようと頑張る。

旧道庁舎(赤レンガ)のところに来たら、制限時間14時05分の表示。あと3分。600mであと3分だから余裕のはずだが、そんな状態ではない。

「マジ勘弁して、マジ勘弁して」と頭の中で思いながら(声が出ていたかもしれない)ゴール前の直線に出る。

なんとか辿り着いたゴール。タイムは5時間4分49秒。ギリギリ。

しかし、自分の勘違いがあったことに後で気づく。

旧道庁前の関門の制限時間が5時間05分だった。

f:id:smc-kota:20180826174951p:image

ここを通過した人はみなゴールできたと思われる。

チャーリーさんに嘘を伝えてしまいました。すみません。

 

ゴールしてみたら担架や車椅子が出動していて倒れている人が複数。そんな過酷なレースだった感じはしないのだけれど(自分は大撃沈しているがそれは自業自得)、それなりにきつかったということか。

 

メダル、タオル、完走証をもらい、荷物置き場へ。途中にある給食は全て売り切れ。まあ、仕方ない。

着替えて、はてブロランナーさんの青空宴会場所に行ってみると、まだ宴の最中。挨拶できて良かった。サッポロクラシックの缶ビールを1本頂き、飲む。北海道に来たら、やはりこれは飲みたかった。疲れた身体に染み渡る。

 

皆さんにお別れをして、新千歳空港へ。

その途中でメッセージが入る。

動員されていたホクレンの知り合いの人が新川駅近くで応援していて、自分に声をかけてくれたのに、スルーしていたらしい。

いかに余裕が無かったかがよくわかる。

丁重にお詫び。

 

北海道マラソン、コースも運営も良かった。給水が豊富で、水がしっかり冷たいのもありがたい。とても良い大会だと思った。